こんにちは。タンサックです。
今回は、松江の城山稲荷神社を探索してきました。
城山稲荷神社の場所アクセス
城山稲荷神社は、松江城の敷地内にありますが、少し離れています。
松江城から北の方角に進んでいき、澄んだ並木道を進んでいきます。
車も通るけん気を付けてね。
右側の赤い鳥居が目印です。
城山稲荷神社のご利益
城山稲荷神社は小泉八雲ゆかりの地
こちらの城山稲荷神社には、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)さんがお気に入りの石のキツネがあります。
小泉八雲さんが通勤中に散歩がてら足繫く立ち寄っていたそうです。
まさに小泉八雲のゆかりの地の1つですね。
桜の時期は、桜がとってもきれいに咲き、赤い鳥居とピンクの桜のコントラストがとてもキレイでした。
鳥居で一礼して入ってみると、通常の神社よりも狛犬がたくさんいることに驚かされます。
奥で撮影もしちょられた。
桜がキレイだけん、着物が映えるね。
渋谷のハチ公みたい。
かなり奥行のある神社です。
手水舎には竜が。
にしても水流が弱すぎて。。。(笑)
そして、この長い階段を登って本殿へ向かいます。
隋神門も立派。
この門の前に小泉八雲さんがとても気に入ってたキツネが置いてあったんだけど、風化しちゃって今は2004年に置かれた新しい2代目のキツネが迎えてくれる。
怖くない感じの顔です。
こっちは、向かいのキツネになにか話しかけちょるようにも見える。
城山稲荷神社の本殿
まずは参拝。
城山稲荷神社の参拝方法は、2礼2拍手1礼です。
昔は、若宮八幡宮という名前でしたが、新たに稲荷神社を作って合併したので、2つの名前が書いてあります。
城山稲荷神社を作ったのは、徳川家康の孫、松平直政(松江の初代藩主)なので、徳川家しか使えない水戸黄門様の葵の紋の印籠マークが使われちょるんだよ。
中も覗いてみた。
ここで祈祷してもらうんだね。
ご利益ありそう!
拝殿の隣にはお札や、絵馬など並んじょる。
ただし、こちらに誰も不在の時は、会計は神社の下の宮司さんのお宅ですと書いてある。
石狐も5万円で売っちょる。
この絵札は、小泉八雲さんが「松江雄一の防火設備だ」と言ったので、江戸時代には松江市内のどのお宅にも貼ってあったそうです。
さらに、ロンドン市内になる世界最大規模の大英博物館にも送っていたのです!
小泉八雲はやることが世界規模だわ。
では、本殿の周りをグルっとしてみましょう。
稲荷神社の本殿周辺はとても楽しめますよ。
玉を持った縁起のいいキツネを探そう
昔は、キツネが2000~3000体以上あったそうですが、今は400体にまで減っているらしい。
5分の1でもこの量はすごいわ
その400体以上いるキツネの中に、小さい玉を持った縁起のいいキツネが1体と、大きめの玉を持ったキツネが2体存在します。
見つけることが出来るでしょうか。
たくさんのキツネに見守られながらお進みください。
所狭しとキツネさん。
狛犬も混じっとる。
まずは、大きめの玉を持ったキツネを見つけることが出来た。
もう1体はとっても簡単な場所にいる。
雨風を避ける為、屋根の下におるらしい。
もっと奥には、石ではなく陶器で出来たキツネがたくさんいた。
ここはオオクニヌシノミコトが祀ってあります。
オオクニヌシノミコトは、出雲大社を作った神だね!
ということは縁結びはここでお祈りしよう。
きちんと整列して並べられちょる。
数えきれんわ。
こちらは、小泉八雲さんがお気に入りだった石狐。
屋根の下に入れてもらったようだ。
それでも、これは復刻版です。
結局、タンサックは、最後の1体の小さな玉を持ったキツネが探しきらなかった。
次回リベンジすーわ!
皆さんも探してみてくださいね。小さな玉を片手で持っているようですよ。
本殿周りは見どころ満載
上を見上げれば、本殿はこの圧巻な屋根造り!
足元には、当時のおかまがそのまま残っちょる。
ここで当時、ごはんを炊いちょったげな!中を覗くと・・・
なんもなかったけど、焦げてる感じがリアル!
いろんなお社もありました。
この2種類の木が絡み合っているのは、八重垣神社の夫婦椿ような縁結び効果でしょうか。
たくさん飾り付けがしてある・・・。
本殿の周りは楽しめたかな?
城山稲荷神社はホーランエンヤ発祥の地
ホーランエンヤというのは、10年に1度の松江では大きなお祭りで、日本三大船神事の1つです。
その時の写真もある。ホーランエンヤについて、説明書きがある。
ホーランエンヤの始まりをわかりやすく説明すーよ
江戸時代初期に、東出雲町出雲郷(あだかえ)にある、阿太加夜(あだかや)神社と、ここ城山稲荷神社の神主さんは、松岡兵庫頭さんだった。
2つの神社を兼務しちょらいたんだね。
松平直政さんは、稲荷神社をとても大事にしちょって、困ったことがあるとすぐに神主の松岡さんを東出雲から呼んでお祈りをしてもらってたんだ。
ある年、天候が悪く米が凶作だったり、作物が育たんかったけん、いつものように神主さんを呼んだんだけど、神主さんが老齢だったけん来てごされんだった。
なので、船に稲荷さんを乗せて阿太加夜神社まで運んでお参りしてもらったら、米が豊作になって危機を乗り越えたんだよ。
最初は、ホーランエンヤのような派手さは無かったよ。
それから10年に1度、船で運ぶことにしたんだけど、ある時、天気が悪くて船が沈みそうになった時があって、それを救ったのが馬潟の漁師さんの船だったんだよ。
それからは、毎回馬潟の船が稲荷神社を守りながら阿太加夜神社まで船頭することになったんだけど、そのうちに矢田、大井、福富、大海崎・・・と船が増えて、我こそが目立つぞ!
と、派手になっていったよ。
途中で12年に1度になったんだけど、引継ぎが大変だけん、また10年に1度に戻ったよ。
本殿周りでは、昔の写真も見ることが出来る。
平成9年の写真が1番古そうでした。
高円宮妃久子(たかまどのみやひ-ひさこ)さんが来られたよ。
昭和天皇様の従弟と結婚された方だよ。
ま、皇族の方ってことで間違いないね。
城山稲荷神社の駐車場情報
城山稲荷神社に参拝する方は、駐車場が無料で使えます。
けっこう広いです。駐車場の奥には、散歩道があり、涼しくキレイな道が続いています。
散策してみるといいですね。
静かで気持ちいいよ。
松江城周辺の駐車場情報
城山稲荷神社の御朱印
城山稲荷神社の御朱印情報はこちら
松江城周辺でもらえる御朱印・御城印
最後まで見てくれて、だんだん。
また来ぅね。
松江稲荷神社の御朱印探索情報
■所在地:〒690-0887島根県松江市殿町449-2
■TEL:0852-22-2324
■参拝時間:24時間365日
■社務所御朱印受付時間:9:00~17:00(昼食時間帯配慮すること)
■定休日:無し
■駐車場:有り(10台程度)
■決済方法:クレジット・電子マネー不可
■探索日:2019年4月5日
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